Q-1 |
居合道とはどのような稽古をするのですか? 巻藁などを切りますか? |
A |
居合道の「技」は、敵が不意に害をなす様々な場面を想定して作られています。
居合道は、通常これらの「技」を「形(かた)」として単独で稽古します。 巻藁などを切る技術は現在では「抜刀道」等と呼び、居合道と区別されています。 |
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Q-2 |
居合道を始めたいのですが、剣道の経験は要りますか? |
A |
剣道の経験があれば、基本的な体や足の使い方を習得されておられる点でいいですが、
居合は、刀を持って仮想の敵を相手に単独稽古する武道です。 剣道が未経験で居合を始められる方も多く、不都合はありません。
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Q-3 |
高齢(女性)ですが、居合道の稽古は可能ですか? |
A |
居合道は「技」を「形」として単独で稽古します。
従って、柔道や剣道のように相手と対戦し勝ち負けを競うものではありません。
「技」の意味合いをしっかり理解し、正しく技を使う稽古ですので、稽古の開始時期については老若男女を問いません。
ご高齢で始められる方、女性の方も増えています。
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Q-4 |
居合道を始めたいのですが、どれくらいのお金がかかりますか? |
A |
居合の稽古を始めるには、「稽古着」と「刀」が不可欠です。 「稽古着」は袴、居合衣、帯、その他必要なものなどで合計3.3万円
くらい要します。
「刀」については、当初は模擬刀(切れない)を使用しますが、3万円くらいから様々な種類が売られています。
技術の向上に従い、真剣を用いるようになりますので、計画的な資金作りも大事です。
「稽古着」や「刀」については、稽古をされる団体に規定がある場合もありますので、必ず確認の必要があります。ただし、入会を決定されるまでの間は、スポーツウェアと木刀で
体験稽古をするなど、無駄にならないように注意が必要です。
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Q-5 |
諸道具代、月会費のほかにどのようなお金がかかりますか? |
A |
大会行事参加の場合には、会費とは別に参加料が必要です。
現在、主な大会行事は年3回ほどで、1回2,000〜3,000円くらいです。
また、段位審査を受ける折には、審査料が必要で審査合格の折には登録料が必要です。
金額については各段位の規定に従います。その他、神社での奉納などが企画されましたら参加料が必要となります。
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Q-6 |
以前、居合道を習っており、稽古着をもっています。そのまま使えますか? |
A |
全日本剣道連盟の規定により、稽古着と袴は同色(黒、紺、白)と規定されています。
日常の稽古では不都合はありませんが、各種大会に参加の場合には、この規定を遵守する必要があります。詳細についてはお問い合わせください。
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Q-7 |
全日本剣道連盟以外の団体で段位を取得しています。継承されますか? |
A |
他の団体の段位は継承されません。 |
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Q-8 |
稽古を始めてからどれくらいで初段がとれますか? |
A |
当会は大阪府剣道連盟に所属している団体です。
剣道連盟で初段審査を受けるためには全国剣道連盟居合(制定居合といいます)12本の技ができなくてはなりません。
個人差や審査の時期もありますので、概ね1年から1年半と考えればいいかと思います。
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